沖縄の旅【やちむんの旅】

今回は読谷山焼窯、玉元さんから
伝統的な唐草模様のマカイ(お碗)やお皿が揃いました。
いろんな大きさがあるので、小鉢、お茶碗、どんぶりと使っていただけます!

やちむんのこと
沖縄の焼き物は方言でやちむんと呼びます。
やちむんは琉球王朝が栄えた600年程前から
中国や朝鮮、東南アジアの影響を受けながら発展してきました。
17世紀、琉球王朝により分散していた窯元を壺屋に集めたのが壺屋焼きのはじまりです。
戦後には煙害のため、壺屋では薪の使用を禁止され
ガス式の窯へと移行しました。
伝統的な薪の登り窯を使用した窯元は
基地が返還され、薪や陶土の豊富な読谷村へと移りました。
そこで人間国宝ともなった金城次郎をはじめとする陶芸家たちが工房を構え、
現在もたくさんの工房が引き継いでいます。

登り釜と呼ばれる坂を上るように構えられた窯は、
一つの窯を複数の工房が使用している共同窯もあります。
火入れは約3日間、1300度にも達するそう。陶工たちは寝ずの番で見守り、
窯出しまで、冷ますのにも3日かけるのだそうです。

伺った日はちょうど窯詰めの準備をしているところでした。
スペースに無駄がないよう、たくさん積み上げていきます。
器と器の間の隙間にも小さな香炉やぐい吞みなどを詰めていくのだとか。

沖縄のおおらかでどっしりとした日常使いの器たちです。
どうぞご覧下さい。
by alphabet123
| 2012-04-06 19:43
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